彼との出会いから全ては始まった。 奇跡を振りまき救世主と呼ばれた彼は「救世主をやめた」と言う。 羨ましかった。きっと大変なことになると思った。 そして、憧れた。 しかし、その役目を放棄した彼は言う。 「その事については考えないようにしているんだ…
彼は一眼レフのカメラを持って祭りへ出掛けた。 暗闇を彩る屋台や提灯の灯りに照らされ、人が行き交う路地に心を躍らせシャッターを切る。 そんな中、妖女たちが橋を渡りどこかへ向かって行く・・・。 全ては、ここから?いや、もっとずっと前から始まってい…
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